インターネットを生業としている者として、お話しておきたいことがあります。私がインターネットにかかわったのは、1995年の黎明期でした。そのとき、「これは産業革命に匹敵する情報通信革命である」と確信いたしました。そして起業し現在に至るわけですが、当時想定していた変革が、10年余りの歳月で実現するに至り、これは驚嘆すべきことであると思っております。IT革命の本質は、情報の共有化が実現できる、ということです。10年前の管理職は、情報を独占し、そのことのみで存在価値を誇示していられましたが、今はどうですか?メールのccで、済んでしまうわけです。以前のような管理職では生きていけなくなったわけです。今回、PTAという閉鎖的な(あえて言います)社会でも、情報通信革命の波にさらされた訳です。もう、情報を隠したり、改竄したりする事はできないんです。この流れは誰にも止められません。アメリカの中間選挙の結果を見てみてください。ブッシュ政権は、マスコミ操作を通じてあらゆる工作を行いましたが、ブログが共有され、人々は真実に触れ、結果共和党は負けてしまったのです。アメリカの大統領でさえ、この流れを止めることはできないのです。工作活動そのものが、もう成り立たないのです。だから革命なんです。暫定役員におかれましては、この意味が理解されることと切に願います。
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