2月9日(金)に、H19年度「PTA次期役員候補者推薦のお願い」(以下H19推薦書と言います。)が届きました。
比較のために、平成18年度の同様の文書(以下、H18推薦書と言います。)も見比べて下さい。
あたかも「私たち以外を推薦したらどうなるかわかっているでしょ。直接話は聞くし、みんなにしゃべるわよ」と言っているようです。「恐怖政治」です。
このように、昨年とは大きく異なる「恐怖政治」とも取れる文書の配布を許可する校長では、教育現場の崩壊が進むばかりです。
(1)守秘義務がなくなりました。=「全部しゃべるわよ」
H18年推薦書では、☆のところにあるように、「選出委員は守秘義務を負っております」とありますが、この記載がなくなりました。なくなった理由も一切記述がありません。
佃小のPTAの混乱の原因は、H17会長の真部氏の守秘義務違反が発端であり(大塚さ
んの経緯の文書をお読み下さい。)、真部氏は「私は最初から選手委員だけど、今度は、何をしゃべっても守秘義務違反にはならない。全部、しゃべるわよ」と宣言しているように感じます。
また、H18推薦書では③「必ず封をして」でしたが、H19推薦書では③「必要であれば封筒に入れて」と変わっており、守秘義務がなくなったと連動しているのでしょう。
(2)推薦者の記名が義務化されました。=「私たちの気に入らない人を推薦してきたら、理由を直接聞くわよ。」
H19推薦書では、⑧のように、推薦者の記名が義務化され、その理由が「推薦者には選出委員がお話を伺うこともありますので」であります。
H18年は「できたらお書き下さい。記名のある推薦を優先させていただきます」となっており、義務化はしていませんでした。
どうして記名の義務化をする必要がるのでしょうか?
(3)自薦がなくなりました。
H18年推薦書では②「推薦又は自薦」となっており、私の知る限り、今までは「自薦他薦」となっていました。どうして、H19推薦書では②「推薦したい方」となっており、「自薦」がなくなったのでしょうか?
(4)提出期間は実質1日=「提出するな」
H19推薦書は2月9日に配布して④「選出期間が大変短くなっており」とありますが、H18年推薦書は2月3日に配布しています。1週間しか違わないのに「大変短くなって」とはどういうことでしょうか?今回は、2月9日配って14日を期限としています。その間は3連休と代休です。「推薦するな」と言っているように感じるのは私だけでしょうか?
(5)推薦書は優先しない。=「私が決めるのよ」
H18⑥、H19推薦書⑥ともに「参考にする」ことには変わりがありませんが、H19推薦書⑦では「その他選出委員による推薦等も加味して」となっています。H18年の優先順位は「記名のある推薦」「記名のない推薦」であり、「自薦他薦」が優先していましたが、H19推薦書では、「推薦書と選出委員の推薦」が同等になっており、会長でありながら選出委員である真部氏の「私が決めるのよ」という意思が明確に表現されています。
どうして推薦書を配るのか判りません。
再選出委員会では、「考える会の要旨、その1」の③「時間がかかりすぎるから」と言う理由で公募せず、今回は「時間がないのに」どうして公募、それも他薦のみをしたのでしょうか?
このように、この1年間で恐怖政治の正体を前面に打ち出したPTAは本当に必要で
しょうか?