私は、以前は、仕事にかまけて、学校については、ほとんど妻任せでありました。
しかし、4年前に校庭開放の会計の問題を、役員経験者からの告発を受けて会計専門家(公認会計士)として調査を開始してから(「5月11日付けの「校庭開放の不正について」をご覧下さい)、学校に係わるようになりました。そして、こうして、大塚さんのブログに共同執筆することになりました。
佃島小学校PTAの最大の問題は「児童、学校のためのPTA」ではなく、「PTA役員のためのPTA」になってしまっていることです。
「佃島小学校PTAを考える会のご案内」をよく見てください。子供たちのことは一切言及がありません。対外的なことばかりです。私も、旧知の何十年も前の佃小PTA役員OBに指摘され気付きました。
今年のPTA総会の後に、旧役員は「私たちが正式な役員になるまでは、学校行事に一切協力しない」と宣言されたそうです。「児童、学校のためのPTA新役員候補」に反対しておいて、自分たちは「学校行事には協力しない」と言っているのです。理由は、「正式な役員ではないから」です。役員だから、学校に協力するのではなく、父母だから協力するの
ではないでしょうか?
24日の研究大会のボランティアとして、打合せに妻が参加すると、暫定役員の方は、当初はゼロであり、後から1人入ってきただけでした。見かねて、OBや、高齢者がボランティアの参加の意思表明をし、学校も再募集しようとしたら、PTA役員としてなら協力すると言っていた暫定役員がボランティアに、やっと、参加すると言う具合です。旧役員の方々は、PTA役員の立場のみを重視し、「子供たちと学校のため」という視点が欠落しています。
一方、校庭開放の会計を含め、PTAに苦言を呈すると「嘘」のうわさ等による「誹謗中傷」の嵐となり、「中央区に住めなくしてやる」等の非常に悪質な嫌がらせを受けることになります。私は、丸4年間、この「嘘」のうわさの中で、妻と共に可能な限り「PTAの会計」に関して正してきました。そして、応援してくださる方も、徐々に増えてきました。
このような嫌がらせは、PTA役員が自由に使えるPTAのお金(校庭開放のピンハネ分、もらったご祝儀等)をなくしてしまったこと、及び、過去に遡ってその責任を追求していることが原因であると思います。
真部暫定会長は、T前会長等とは異なり、私等の指導の一部には従い、校庭開放のピンハネ分等の根絶、一部の過去の調査には、尽力されたことは評価できます。しかしながら、今回の一連の対応(役員選出過程の守秘義務違反、通帳の引継ぎをしない等)、及び、PTAの過去の会計は追求しないという中途半端で終わってしまったことは残念でなりません。
小学校という教育現場で、お金に関する不正は金額の多寡によらず決して許してはならず、また、過去に不正を働いた者も今後、学校等に係わらせてはならないのです。この点は、父母として、毅然として、子供たちの将来のために範を示すべきです。
「嘘」のうわさが、うわさである内は、まだ、かわいいものでした。しかし、今回、「考える会の要旨」として、発言者全員の承諾を得たと嘘ついて、「嘘」を文書で全家庭に配布するという考えられない暴挙に出たわけです。
このため、佃島小学校PTAの父母の方に、私の知る限りのPTAの「真実」をお知らせし、判断を誤らないようにしていただくために、大塚さんとブログというメディアで共同執筆とすることいたしました。
「PTA役員のためのPTA」ではなく、「こどもたちと学校のために行動する」父母であるために。
「工作活動その2」以降は、月と金の週2回ペースでUPします。
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